すまちゃんねる深堀り板

Youtubeでお話ししたことをもうちょい深堀していくブログ

【Loud9話】うちの子大事にしてくれないなら結構です!!!!【koki】

www.youtube.com

大激震。kokiがプロデュース保留になったことで当時、番組に批判が殺到。

この展開は二人のプロデュースの特性上、薄々予想できた上に、kokiの快進撃がエンターテイメントの一部になっていたのは事実だったので「年齢で断るなら元々参加させるな」なんて声に対してもそこまで踏み込まなくていいのでは?というのがノーリアタイ勢の私の意見でした。「ソロデビューの才能あるし、グループと言う枠に囚われなくていいのでは?」「むしろ世界狙える才能」「kpopの職場環境成長に悪そうだしな」「経験吸うだけ吸って帰ろ帰ろ!」って思ってたんですが…。

 

 JYPはkokiの才能は好きだけど、プロデュース的には保守的な印象で「人柄」(いい子。つまり問題を起こさない優等生枠)優先で、JYPプロデュースに合う子をはめ込んでいく印象なんですよね。クオリティ管理、食事・育成プログラムも含めてある程度自分の管理下に収めたい感じがします。特筆して才能のある子は得意なところが伸びている分、性格に癖があり枠に収めきれないので、一旦練習生としてベースを整えたいのかなと。kokiが女性役として取り組んだことも「嫌だって言いそうなイメージ」と扱いやすさと才能とは別にどこか一線を引いている印象。1回13歳の天才ラッパーをデビューさせようとしてバッシングを受けたのも尾を引いているのかもしれないです。

 Phyはヒョナ始め、己にプロデュース力がある才能が活躍できるように会社を整えている印象が強いのですが、わずか13歳の少年を雇用する、と言う責任を持たなければいけないという未成年保護という観点と、グループとしてのバランスに慎重になっている印象です。分かる。kpop業界過酷だしね。すごく分かる。

 

kokiのパフォーマンスに唖然とする出演者たち

www.youtube.com

 ですが、そんな大人側の事情を吹っ飛ばすぐらい彼はすごかった。番組泣かせでした。1話から番組を追ってきた身からすると実力が圧倒的にも関わらず、己の実力に慢心することなく取り組み、時には幼いながらもお兄ちゃんたちを引っ張り、毎回120点のパフォーマンス、表現者として変化を見せ続け視聴者を魅了する技術の高さに加え、言語も文化も違うお兄ちゃんたちと試行錯誤しながらコミュニケーションを取り、壁一面に貼られた韓国語の付箋。誰よりも努力家でダンスも世界一。しかも歌も上手い。13歳と言う年齢を抜きにしても実力は十二分。この子の何に文句あるんですか!!ゴルァ!ってなってました。

 怒りに拍車をかけたのは、二人のPDのたった一つの判断基準。「才能は十分だが、まだデビューには早い」と言うビジネス面としての判断に加え「僕自身もわかっていた事なので…」とたった13歳の少年に言わせてしまったこと。感情の波の少ない彼が、声を震わせ感情に揺さぶられている中、平常心でいようとする姿に参加者たちは戸惑い、ケイジュは耐えきれずに号泣。大人顔負けのパフォーマンスでも中身はたった13歳。いろんなこと言いたかっただろうに。年齢と言う戦わなくてもいい、抗えない壁に大人の事情で戦わされていた彼の姿に視聴者撃沈。「うちの子大事にしてくれないなら結構です!!!!」って大声上げたくなるのも分かります。もう…お母さんデビューまで応援するからね…(結果分かってるけど)